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建物状況調査

ZEB化実証ショールーム/一幸建設事業再構築への道

既存建物状況調査に着手しました。
建設当時の図面が残されてはいますが、実際の施工状況(部材・収まり)を確認する必要があります。また32年間風雨に晒され、台風や地震の影響で躯体に損傷が生じていないか、また給排水・電気・昇降設備、内外装の経年劣化の状況などを調査する必要があります。
本建物は重量鉄骨造(構造材の厚みが6㎜以上)となります。法定耐用年数38年です。これは税法上の定義で、法定耐用年数=建物の寿命ではありません。実際の耐用年数は適切なメンテナンス次第ですが50~60年、塩害などの被害がなければ、構造躯体(基礎・骨組み)を残して内外装・設備等に適切な改修を行えば更に⾧期間使用することも可能です。建物の⾧寿命化、ZEB化リフォーム成功させる為には『事前の建物状況調査の実施』と『実際の建物の状況に合わせた改修プランの策定』が重要なポイントとなります。

具体的調査項目は右記の表の内容となります。
今回、ZEB化改修を実施するうえで重要になるのがエネルギー効率調査です。
既存の建物の省エネ性能(BELS基準)を調査したところ3☆であることが分かったので、ZEBの基準である5☆を目指して、主にエネルギー性能に関わる、外皮断熱、電気・空調・給排水衛生設備などの改修計画を詰めていくことになります。
今回、当社の建物⾧寿命化・ZEB化リフォームで実際に行う主な対策工事としては以下が挙げられます。
① 構造躯体劣化・⾧寿命化対策工事:外装(塗膜・防水)改修、電気・給排水・ガス配管設備改修、昇降設備(EV)改修、他
② 省エネ(外皮断熱・日射遮蔽)対策工事:サッシ開口部改修(内窓、建具、遮熱フィルム)外皮断熱充填、他
③ 省エネ(節電・節水)対策工事:電気・空調・水廻設備の器具の見直し、発電・蓄電・BEMS設備の導入
建物自体の耐用年数や改修コスト考慮し事業収益のバランスを考えた改修計画を策定・提案し、事業用建築の省エネ・創エネ、ZEB化を実現することが、企業経営の持続可能性を高める事に繋がると思いますので、弊社の実証事例を踏まえ、皆様に訴求させて頂ける実例となるよう計画を進めて参ります。

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